幼稚園紹介
教育方針
幼児期の成長は、大人が60年かかって獲得する量に匹敵すると言われます。
子どもたちは、人生の道のりの大部分の基礎を、0~6歳の間の経験を土台として形成していきます。
本園では、キリスト教の愛の精神に基づき、一人ひとりの子どもの自立を助けるモンテッソーリ教育の
原理と方法を取り入れて、個別的な成長への配慮をもって心豊かな社会性の育ちを目標とした保育を行っています。
教育の特色
モンテッソーリ教育モンテッソーリ教育とは?
教具を使って活動する(お仕事)ことで心を育てます。
1.日常生活の練習
物の使い方を知って心と身体をつくっていきます。
2.感覚の洗練
感覚を通して、違いや変化に気付きます。
3.数の領域
法則性の気持ち良さを味わい正確な判断力を楽しみながら身につけていきます。
4.言語の領域
自分の思いを自由に表現していきます。
5.文化の領域
世界に目を向けながら平和の大切さを知っていきます。
宗教教育について
お隣の教会や静かな雰囲気の中でイエス様やマリア様のことを知って、思いやりや感謝、平和な心を養います。
縦割り保育
D組(満3歳児)・C組(年少児)・B組(年中児)・A組(年長児)が一つのクラスで一緒に過ごすことで思いやりや協調性など社会性が育ちます。
横割り活動
横割りグループ活動では体操・音楽・絵画などを学年毎に発達段階や興味に合わせて行います。
モンテッソーリ教育について
20世紀初頭にイタリアに新しい児童観を持った教育が台頭しました。 初めての女性医学博士となられたマリア・モンテッソーリ女史(1870~1952)は、彼女の直感的観察と、 科学的な目とキリスト教の人格観・愛に基づいた心を持って、一人ひとりの大切な生命に自由、平和をもたらす 教育原理を提唱しました。第二次世界大戦によってインドに7年間滞在を余儀なくされた間に、さらに深い洞察に よるコスミック教育への偉大な働きを20世紀にもたらしたモンテッソーリ教育は、アメリカ、ヨーロッパ、 アジアへと普及し、日本でも現在実施園は500余園を数えるに至っています。
モンテッソーリ教育は、「自然」=「神」から流れている子どもが宿している不思議な生命力・自己開発を促す エネルギーを引き出すことにあります。子どもは3才頃にいろいろな「敏感期」を迎え、態度・運動神経、知的・ 社会的技能をもっとも容易に身につけます。そのため環境を整える事が重要となります。ただ場の環境だけでなく、 教具・教師という環境を重視します。教具を使って自己形成・自己実現をしていく活動を「お仕事」といいます。 体の感覚を磨き・日常生活の訓練が中心となりますが、5つの領域で発達を刺激する教具・教材が工夫されています。 教師はこの活動をする子どもをそばで見守り、必要とされるときに手助けをします。
保護者の会
保護者の会とは
園と家庭とがよく協力して、教育効果の向上発展と、教育的環境の改善をはかるために、保護者の会を結成しています。
会の運営を通じて会員相互の親睦を深め、また教養の向上に努めることを目的としています。
活動内容
各種行事への協賛、講演会企画、
グループ活動 (園芸係/コーラスクラブ/絵本クラブ/手芸クラブ)、ほか
沿革
1936年 4月 | 宗教法人小百合託児所を開始 |
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1945年 8月 | 原子爆弾投下により全焼・閉園 |
1946年 9月 | 宗教法人小百合保育園として復興 |
1954年 4月 | 宗教法人小百合幼稚園として認可を受ける |
1981年 4月 | モンテッソーリ教育法を取り入れる |
1994年 8月 | 学校法人小百合学園小百合幼稚園となる |
2015年 4月 | 小百合学園広島モンテッソーリ教師養成コース 開始 |